IFRE Newletter 6
“700MHz帯韓国周波数割当及び利用現況”
o 2008年3月28日、「地上テレビジョン放送のデジタル移行とデジタル放送の活性化に関する特別法」を制定、アナログ放送の終了日を2012年12月31日に規定した。
o 以後、14～15番まで38つのチャンネルをデジタルテレビ用の周波数に確定することにより、52～69番まで18つのチャンネルに対する利用計画が必要になる。
o 2～6番までの5つのチャンネルはデジタルテレビ用に確保するとしてチャンネル配置を保留し、7～13番までの7つのチャンネルは地上DMBに優先使用しながら地域別に再使用が可能な場合はデジタルテレビの予備用にも使用可能ようにした。
o 現在韓国の700MHz帯はテレビ放送用以外に放送中継、島嶼通信、実験局及び小電力無線マイクなどに使用中。
＜韓国の700MHz帯周波数利用現況＞
o テレビ放送用途は698～806MHz帯をKBS, MBC, SBSなど10ヶ所の放送社でアナログ176局、デジタルテレビ81局等、�局を運営中。
o この中でアナログ放送局167局とデジタル放送局72局の周波数再配置が必要で、これはアナログ終了及びデジタル移行の日程と一緒に推進する予定。
o アナログ終了による実験局には698～716MHz、722～728MHz帯を大田、淸州、釜山電波管理所で実験の目的に３つの無線局を運用。
o 無線マイクは740～752MHz帯で許可なく使用可能な特定小電力無線マイク用に免許を与えたが、2012年12月31日まで使用可能。
- 無線マイク用周波数帯域は72.610～73.910MHz, 74~74.8MHz, 75.62~75,79MHz, 173.02~173.28MHz, 217.25~220.11MHz, 223~225MHz。
o 放送補助無線局用にはKBS及びMBCが 752~803MHz帯を陸上移動局4局、固定局1局など局を運用中。
o 島嶼通信用にはKTが濟州島-飛揚島間の通信用途に中心周波�.4MHzの 752~762MHz帯と789.4MHzの780~790MHz帯に2つの無線局を許可を得て運用中だった
- 現在はほぼ使っていないので無線局の許可期間の終了(2011年6月、2013年6月)に周波数の回収が可能。
o 韓国では2008年12月にデジタルチャンネル配置計画を立ててこれにより、デジタル周波数の帯域を470～698の228帯域幅に確定し、698～806帯域の108幅を確保。
o 現在、順調な700帯の再配置とアナログ終了及びデジタル移行への具体的なデジタル移行シナリオを準備中。